今回の修理紹介はホバート製スライサーの異音修理です。
現場から機械を工場に引上げ調査したところ、刃物の回転軸のベアリングが
劣化したことにより異音が発生していました。
しかし、ベアリングを取り外したところ刃物の軸も摩耗しており、錆びついていました。
結局、ベアリング二か所と軸交換で高額な修理となってしまいました。
原因は、刃物の清掃時に直接水をかけてしまったことによる錆の発生で、
軸及びベアリングの劣化につながったものと考えられます。
刃物の清掃の際はお湯で濡らしたタオルなどを固く絞って拭き掃除すると、
油汚れも落ちやすく、機械も長持ちします。
スライサーを使用されている方はぜひこの方法で清掃してみてください。