今回ご紹介の修理案件は洗浄機のすすぎで使用するお湯を沸かすためのガスブースターです。
症状は、ブースター本体のオバーフロー管からの水のオバーフローとバーナーの種火が保持できないといったものです。
こちらのガスブースターは中にボールタップが入っておりボールタップの中のパッキンの開閉によって水量を調整するのですがボールタップの劣化により止水出来ずに水がオーバーフローしていました。
種火の方は、種火を検知するサーモカップルの先端の劣化が見られました。
まずは本体からボールタップを取り外すのですがこのブースターはテーブルの下にピッタリと収められており本体上蓋を外してボールタップを外そうにも工具がいい具合で入れられません。
幸い、今回は簡単に取り外すことが出来たためすんなりと交換出来ました。
続いてサーモカップルの交換を行い、最後にガス漏れがないかのリークチェックを行って修理完了です。
今回の修理は1.5時間程の作業時間でした。